仕事の流れ

1.まずは現場調査

お客様の用途に応じた装置を製作する為に、まず設置場所の調査をします。
用途に応じた機器、材質、技法を選定し採寸を行います。
また、設置場所や周囲の状況、工事中にお客様の業務に支障がでない等、細心の注意を払った工事計画を立てるための大切な現場調査です。

2.自社工場での製作

現場調査に基づきお客様に最適な装置を製作するため、製缶図・配管スプール図を作成し、必要な部材をひろいだし発注します。

製作には多様な技能が必要です。
鋼材切断・製缶組立・枠組溶接作業・機器取付組込・配管溶接作業・配管支持取付・製品検査・配管内異物除去・外観検査・ N2ガスによる漏洩検査・非破壊検査(PT)・内部レントゲン検査(RT)等がありますが、日常の業務の中で習得可能です。


これらの技能の向上を目指した各種資格取得支援にも積極的に取り組んでいます

有資格者による非破壊試験を実施し、信頼性の高い製品や設備を供給することに努めています。

観察→現像→除去→浸透→洗浄の順に試験を実施します。

3.現場での設置・配管

現場作業場所の確認 ⇒ 資材、機材、道工具の荷卸し ⇒ 製作物の据付、取付 ⇒ 配管切断 ⇒ 配管曲げ作業 ⇒ 配管溶接作業 ⇒ 支持金具取付 ⇒ 配管取付 ⇒ 外観検査 ⇒ 配管内異物除去(ブロー) ⇒ 配管漏洩検査 が一連の流れです。

4.完了検査

外観検査で配管ルートの曲り歪み等の目視 
⇒ N2ガスで管内ブロー後、圧力を封入
⇒ 検知箇所を専用液を使って漏洩確認
⇒ 一定時間放置し、圧力計を使って圧力の低下を確認する

⇒ 問題が無ければお客様立会いのもと引渡し